2015年06月16日

早期発見・早期治療が重要!


 どのような病気でもそうですが、できるだけ早く発見して、できるだけ早く治すことが、病気のダメージを最小限に収める方法です。


緑内障は、視野が狭くなったり、一部が見えなくなったりする病気ですから、病気が進行してしまうと、進行してしまったものを基に戻すことができません。なので、病気の進行をくい止めることが目標となるのです。


特に、緑内障というのは、自覚症状がないので、早期発見・早期治療が重要なのです。



 ところが困ったことに、緑内障は自覚症状がないために、緑内障になっている事に気づきにくい
病気なんです。どういうことなのか、もう少し詳しく説明します。


緑内障の主な症状は、視野の欠損です。視野というのは目で見える範囲のことです。視力というのは、視野の中心部における物を見る力のことです。近視になって視力が低下してしまうと、遠くの物が見えにくくなるので、視力が低下してきたことに気づきます。


気付いた時点で病院に行ったり、メガネ屋さんに行ったりして、視力を矯正すれば、また見えるようになります。



 ところが、視野が欠損し狭くなっても視力が低下することはありません。見えにくくなるというようなことがないので、視野の欠損に気づきにくいのです。おまけに、一般の健康診断で緑内障の検査をすることはないのです。しかも、緑内障になっても、眼が痛くなるということもないのです。


本当に困った病気ですよね。どうすればいいのでしょうか。


見つけるヒントがあるんです。
それは、両目で見て大丈夫でも、片方の目で見ると『見えにくい』と感じる事があるかどうかです。人間の目は、視野が欠けてきても、無意識に両方の目で見て補うことによって、見えない部分を補完してくれます。なので、『見えにくい』ことを感じないのです。


片方の目で見ると『見えにくい』と感じる事があれば、迷わず病院で診てもらうことです。それが早期発見につながります。大丈夫だと自分をごまかさないで、病院に行きましょう。


posted by glaucoma1 at 15:58| 緑内障とは

2015年06月03日

緑内障の症状について


 緑内障というのは、視野が狭くなったり、一部が見えなくなったりする病気です。緑内障は、急速に症状が悪化する急性のものと、徐々に症状が進行する慢性のものがあります。そのそれぞれについて、どのように症状が進んでいくのかを説明します。


1.慢性の緑内障の場合

 慢性の緑内障は、視野が狭くなっていることに自分で気づくことはありません。自覚症状もなく徐々に視野が狭くなっていきます。悪くなっているという自覚症状があればいいのですが、気が付いたら失明する一歩手前まで来ていたなんてこともあるそうです。


慢性の緑内障は、中心視野が最後まで保たれているので、視野がかなり狭くなって行っても自分では気付きにくいのです。徐々に視野狭窄がおこる事が、慢性の緑内障の怖いところなのです。そして、最悪の場合には、失明してしまうこともあります。



2.急性の緑内障の場合

 急性の緑内障は、慢性の緑内障と違って、眼圧が急に上昇します。そのせいで、いろんな症状が出てくるので、見つけやすいのが特徴です。目が痛い、目の充血、吐き気、頭痛、光のまわりに虹が見える、ぼんやりと見えるなどの症状が現れます。個人によって出てくる症状は違います。


ただ、急速に悪化するので、すぐに処置をしないと最悪の場合、短時間で失明してしまうおそれがあります。



posted by glaucoma1 at 17:45| 緑内障とは